カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

富神社 後編

 

出雲国風土記の伝承地を訪ねて 21 / 青春18令和4年春紀行 最終日

 

出雲市斐川町の富神社(とびじんじゃ)に来ています。

 

境内に立つ社日塔

 

 



鵄神社では末社の一つ一つにもこのようにわかりやすい案内板が設置されています。

 

若宮神社

 

御祭神はスサノオシナツヒコ、シナツヒメ

 

師夏彦というのはイザナギイザナミが神生みの段において産まれた風の神様です。

シナツヒメというのは古事記にはないが、シナツヒコの姉か妹か妻でしょうね。

 

 

境内を奥に進んでいきます。

 

稲荷神社

 

稲荷神というのはスサノオの子のウカノミタマです。

 

 

 

 

「胎衣荒神」(よなこうじん)

 

 

 

 

「胎衣」は一般的には「えな」と読み、幕や胎盤などの後産のことを指すそうです。

 



「惣荒神

 

「沖津彦神」「沖津姫神」というのは調べてみるとかまどの神様みたいですが、よくわかりません。

 

こちらの真新しい祠には案内板が立っていません。
石柱には「合祀 荒神大神 水波野賣命」と彫ってあります。

 

 

金刀比羅神社

 

オオモノヌシを祀る讃岐のこんぴらさんですね。

 

龍神祠」

祠の中には龍というより、蛇のレリーフ

 

 

本殿の裏側をぐるっと回ってきました

 

 

 

「風日社」

 

ここも風の神師夏彦とシナツヒメを祀ってあります。

 

「大歳神社」

 

スサノオの御子として3柱の神が記載されているが、古事記に記載されているのはオオトシだけですね。同母きょうだいで稲荷神であるウカノミタマと並んで穀物神として信仰されています。

 

そんなかんじで、富神社の参詣を終えて、

 

直江駅まで戻ってきました。

 

施設名 富神社
所在地 島根県出雲市斐川町富村595
電話 0853-43-2025
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 山陰本線直江駅より徒歩15分
バリアフリー情報 境内段差無し
駐車場

 

 

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