富山の岩瀬地区に来ています。
大町・新町通りを歩き、海沿いに出てきました。
金比羅神社です
その境内に立つ常夜灯
先ほど行った富山港展望台はこの常夜灯を模しているそうです。
別角度から。
「元治二●年六月吉日 施主 佐渡屋傳次郎」と彫ってあります。●の部分は「三」のようにも「五」のようにも見えますが、よくわかりません。
(「佐」の字は異体字、「エ」の部分が「ヒ」になっている)
スマホを取り出し調べてみると、「元治」(げんじ)というのは江戸時代最末期の年号。しかし元治2年には慶応元年に改元されています。すなわち、「元治23年」「元治25年」なんて年はないはずだが・・
≪該当部分を拡大≫
案内板を見ると、建立は元治2年、西暦1865年だそうです。「三」のように見えた部分は、彫り間違えて消したのだろうか・・・よくわかりません。
御祭神は崇徳天皇だそうです。
第75代崇徳天皇は西暦1156年の保元の乱に敗れ、讃岐に流されました。その地で金毘羅大権現を崇敬し、崩御後に金毘羅大権現は神霊を迎えて奉斎したそうです。
現在、讃岐の金刀比羅宮では主祭神をオオモノヌシとし、相殿に崇徳天皇を祀っています。
ここ岩瀬の金毘羅さんでは崇徳天皇のほうが主祭神となっているようですね。
拝殿
拝殿の横にあった大きな石碑
逆光で見にくいですが「海上安全祈願塔」と彫ってあります。
神社の隣にあった温泉
入ろうと思ったが営業は15時から。まだ時間あるので通り過ぎます。
金毘羅神社を後にして、元の道を戻ります。
この広場は「御蔵跡」だそうです。
そこから歩いて
国鉄・JRのころからの駅舎が保存されています。
大正14年に富岩鉄道の駅として開業したそうです。
旧ホーム
線路向かいに現在の低床ホームが作られています。
駅舎内は待合室として使え割れています。
では駅舎を出て、現在の低床ホームで待っていると、富山市内に向かう電車が入ってきました。
電車に乗って
富山駅まで戻ってきました。
施設名 | 金比羅神社 |
所在地 | 富山県富山市東岩瀬町713-3 |
電話 | |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | |
交通 | 富山地方鉄道富山港線 東岩瀬駅から徒歩10分 |
バリアフリー情報 | 境内段差無し |
駐車場 | 無 |
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