鉄道唱歌で行く北陸本線 2 / 青春18令和4年春紀行 初日
ここからサブタイトルに「青春18令和4年春紀行」と入ります。
朝5時ごろ、一晩世話になった「ホテルリブマックス金沢駅前」を出て、まだ真っ暗な中を歩いて金沢駅へ。
青春18きっぷにスタンプを押してもらって中に入ります。
ここからはJR西日本の北陸本線なので青春18きっぷが使えます。もっとも現在、並行して新幹線が建設中であり、新幹線開業後は金沢~敦賀間もJRから分離され第三セクターに移管されます。
2023年度末に完成予定だそうです。
早朝の金沢駅ホーム
2両編成の電車、転換クロスシートの車内
定刻、電車は発車します。
松任(まつとう)駅
少しづつ空は明るくなってきました
松任美川うちすぎて
わたる手取の川上に
雪を常磐の白山は
雲まにたかく聳えたり
手取川の鉄橋を渡ります。
まだ暗くて白山はわかりません。
小松駅、5時50分着
5時56分まで、6分間停車します
小松の北におとたかく
ながるゝ水は安宅川
安宅の關は何くぞと
問わば嵐やこたふらん
動橋(いぶりばし)駅。難読駅として知られています。
建設中の新幹線が見えます。
大聖寺(だいしょうじ)駅
細呂木駅
昭和47年に現役名に改称されるまでは、金津駅と称していました。
折りたく柴の動橋
武士が帶びたる大聖寺
いろはの金津むかへたり
「折りたく柴の記」と言えば新井白石の著書ですが、書名は「折り焚く柴の木」の意味だそうです。
柴を折って焚くと煙が出て燻り(動橋)、
武士が腰に差す大小(大聖寺)、
そして心細い(細呂木)を過ぎゆけば、
いろはの仮名(金津)が迎えてくれる。
・・・う~ん、さすが、明治の文人の感性に脱帽!
九頭竜川の鉄橋を渡ると
列車は市街地に入り、建設中の新幹線が近づいてきて
6時50分、福井駅に到着します。
三國港の海に入る
日野川こえて福井驛
こゝに織り出す羽二重は
輸出の高も數千萬
日野川は九頭竜川の支流名ですが、あるいは昔は本流も日野川と呼ばれていたのかもしれません。
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