2月のある日、今日はカーシェアリングのクルマ借りて、福岡から三瀬峠を通り、熊の川温泉まで来ました。
何度か訪れたことのある、熊の川温泉の日帰り温泉施設「ちどりの湯」
ちらちらと粉雪が舞っています。
今年は雪が多いそうで、札幌周辺や千歳空港では大雪のため飛行機もJRも運休し、駅や空港内には行き場がなくなった乗客があふれているそうです。雪国の方の苦労はいかばかりでありましょう。
でも、ここ北部九州では雪は少ない。ぼくは福岡の平野部に住んでますが、積雪はこの冬今までは一度もあってません。
中に入り、フロントへ。
「貸切風呂を予約していた狩場(の本名)ですが」と声を掛けます。
前日、電話で「貸切風呂は一人でも入れますか」と問い合わせて可との返事だったので、その場で予約を入れておりました。
自動券売機で家族湯の入浴券1500円と、一人分の入浴券550円を購入するよう促されます。
で、二枚の入浴券をフロントに提出すると、一枚の木札を渡されました。
時間は55分間だそうです。切りのいい一時間に5分足りないのは、5分間は清掃に充てる時間でしょうか。
廊下を奥に進みます。
突き当り正面が女性用浴室、左側が男性用浴室ですね。
ぼくは右側の「家族湯」に入ります。
フロントで渡された木札をドアの取っ手にかけました。
中に入り、内側から鍵を掛けます。
脱衣室
カーテンの向こうはトイレになってました。バリアフリー構造になっています。
この戸の向こうが浴室です。
では、浴室へ。
窓は開け放されており、戸を開けるとひんやりします。
浴槽には気泡が勢いよく噴き出ています。
手前から段々に深くなっており、手すりもついていて、身体の不自由な方でも入りやすいよう工夫されています。
洗い場。
通常の腰かけのほかに、介助用の浴室チェアーも用意されていました。
では、身体を洗ってから
気泡が勢いよく出ている湯の中へ
ざぶんと浸かります
うん、いい湯です。
開け放された窓から2月の冷気が吹き込みますが、その風で湯気が立ってなかなかいい風情。
他の入浴客が入ってくることは絶対にありません。
本当の貸切湯です。
う~ん、何という贅沢~~
窓の外は小さな中庭になってました。
そんなわけで、時間ギリギリまでゆっくり入っていました。
この蛇口は飲用泉のようです。
蛇口をひねると、しばらく水が出てから暖かい湯が出てきました。
飲んでみると、ほんのり甘みが感じられたような気がしました。
外に出てきました。
廊下には昔から鉄道写真が展示されています。
今回は蒸気機関車の写真でした
フロント前では何やらいろんな農産物が販売されています。
こののれんの奥は休憩室と食堂。
と言っても、中で一つにつながっています。
中には入らず、外に出てきました。
施設名 | ちどりの湯 | |||
所在地 | 佐賀県佐賀市富士町上熊の川204-8 | |||
電話 | 0952-64-2388 | |||
FAX | 0952-64-2390 | |||
温泉名 | 熊の川温泉 | |||
源泉名 | 熊の川第二源泉 | |||
泉温 | 37.2度 | |||
泉質 | 単純弱放射能温泉(低張性アルカリ性温泉) | |||
利用形態 料金・営業時間 |
宿泊 不可 // 日帰り 可 / 550円 / 10:00~21:00(第三木曜休) |
|||
浴槽の管理 | 循環濾過 加温有り 消毒の有無 不明 |
|||
浴槽の種類 | 男女別 露天 有 内湯 有 |
混浴 露天 無 内湯 無 |
家族・貸切 露天 無 内湯 有 |
|
備品・設備 | ボディソープ 有 シャンプー 有 タオル(日帰り) 無 ドライヤー 有 ロッカー 有 |
|||
自動販売機 | ソフトドリンク 有 アルコール飲料 瓶入り牛乳 アイスクリーム その他 |
|||
食事処 | ||||
アクセス | JR佐賀駅より昭和バス古湯線に乗車38分、熊の川温泉前下車徒歩10分 | |||
駐車場 | 有 | |||
温泉について | 空海が唐から帰り全国行脚の途中、水鳥が水浴しているのを見て発見された温泉。 |
次>>> 木漏れ陽 令和4年2月 - カリバ旅行記 (hatenablog.com)
≪過去レポート≫
≪姉妹ブログ≫
鉄道唱歌の話
古事記の話
≪拙ブログのテーマ別サイト≫
温泉の話
駅弁の話
古事記ゆかりの地を訪ねて
≪参考リンク≫
ちどりの湯