ちどりの湯で湯につかった後、三瀬峠のほうへ向かってクルマを走らせます。
嘉瀬川ダムの横を過ぎ、北山ダムの横もすぎてさらにクルマを走らせていくと、
「そば処 木漏れ陽」の看板に沿って左の脇道へクルマを進めていきます。
福岡(三瀬峠)のほうから来ると鋭角に曲がる感じになるのでご注意を。
こんなところに食べ物屋さんがあるんかいな・・・と思うような、集落の中の細い道路を進んでいくと、
ありました、蕎麦の専門店「木漏れ陽」、ここもこれまで何度か来ております。
通常であれば、昼時には店外に客が行列を作る名店ですが・・・
中に入ると、閑散としてました。現在時刻は11時20分ぐらい、店内には一組2人がいただけ。
いかに2月の平日、まだ昼前とはいえ、この有名店でこんな状況とは・・・
佐賀県にも「マンボウ」とかいうわけわからんお触れが出ています。
早くこの感染症狂奏曲を終わらせてほしいものです。
店内に入り、「何名様ですか」との店員さんの問いに「ひとり」と答えると、
囲炉裏端、というか、カウンター席というか、そんなところに案内されました。
こちらは座敷席
隅のほうに2人の客がいるだけでがらんとしています。
お茶と「蕎麦チップス」が運ばれてきました。
お茶は「蕎麦茶」でしょうか、香ばしい味がします。
ガレット以外のすべてが入った「檜」のコースを注文。
「木漏れ陽」の蕎麦は、この地で生産される「北山蕎麦」(ほくざんそば)をまだ未熟なまま青刈りし、
完全天日干し、低温保管したそばを提供しているとのことです。
この「木漏れ陽」は蕎麦農家が経営しているそば店です。
そうこうしているうちに運ばれてきた「そばの芽ジュース」「そばの芽サラダ」「そばの芽の和え物」
「そば豆腐」につゆと薬味、塩が運ばれてきました。
そば豆腐は外側がカリッと揚げてあって、中はとろっと下舌ざわりでした。
そして運ばれてきたメインの「盛りそば」
メニュー表の最後に記してあった通り、まず何もつけずにそのままいただいてみます。
うん、蕎麦本来の香りが口の中に広がります。
つぎに塩をちょっとだけかけていただくと、そばの味が引き立ちました。
それからつゆや薬味に着けながら、少しずついただきました。
「そば雑炊」とそば湯が運ばれてきました。
熱いつゆの中に椎茸とそばの実が沈んでおり、雑炊というよりお吸い物といった感じ。
ぷりぷりとした歯触りのそばの実でした。
そば湯も風味浴、きれいに全部いただきました。
最後に運ばれてきたのが「そばの芽ゼリー」
ゼリーというより、羊羹のような歯ざわりでした。
おいしく全部いただいて、会計してから外に出てきました。
時刻はちょうどお昼時、普段であれば店内はいっぱいになり店外にも行列ができる時間帯ですが・・・
ぼくがそばを食べている間に先客の一組2人は帰っていき、新たに入ってきた客は一組2人だけでした。
いくら2月の平日と言えど、これではねえ・・・早くこの感染症を何とかしてほしいもんだ・・
外に出ると三瀬の冷たい空気が顔を刺しました。
ここから三瀬峠を運転して帰ります。
施設名 | 木漏れ陽 |
所在地 | 佐賀市富士町上合瀬453-1 |
電話 | 0952-57-2873 |
FAX | |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
料金 | 盛りそば870円 木漏れ陽コース1150円~ など |
交通 | |
バリアフリー情報 | 店内段差はないが通路は狭い。直接お店にお問合せ願います。 |
駐車場 | 有 |
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