出雲の古代史跡を訪ね歩く 8
東松江駅から出雲国風土記ゆかりの史跡に立ち寄りながら西に西にあるいてきました。
そしてここもその史跡の一つのようです。
出雲国分寺跡や山代郷南新造院跡はろくに整備されておらず草が茂っていたが、ここはきれいに整備された歴史公園になっています。
ここは「山代郷正倉跡」だそうです。
「正倉」というと奈良の東大寺正倉院が思い浮かびますが、もともとは税として納められた穀物や財物を保管するための倉庫を「正倉」と言いました。
案内板には「出雲国意宇郡の場合は郡内4か所に分けて置かれていたことが『出雲国風土記』に記載されています。山代郷正倉はそのひとつです」と記されてますが、
出雲風土記には行政区画を解説している項目があります。その中に、山国郷・舎人郷・山代郷・拝志郷の各項目に「正倉(みやけ)が置かれている」と記述がありました。
公園内には、かつて高床倉庫が立っていた場所に、その倉庫の柱が復元されています。
これは「5号建物跡」
こちらは「12号建物跡」
一連の倉庫群の中で最初に発掘された「1号建物跡」
さらにほかにも倉庫跡が復元されていました。
歴史公園の隣はゲートボール場?・・のような広場になっていました。
では、そこからさらに西に進み
八重垣神社目指して歩いていきます。
そして、東松江駅から歩き続けて、八重垣神社の門前までやってきました。
門前にあった「夫婦椿」
施設名 | 山代郷正倉跡 |
所在地 | 島根県松江市山代町 |
電話 | 0852-22-5880(島根県教育庁文化財課) |
FAX | 0852-22-5794(同上) |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 無料 |
交通 | ☆松江駅より一畑バス八雲線に乗車約15分、大庭十字路停留所下車すぐ |
バリアフリー情報 | バリアフリー設備なし。ただし、公園隣のゲートボール場?から入場できるかもしれません。 |
駐車場 | 有 |
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島根県 山代正倉跡