さて、銀鏡神社(しろみじんじゃ)の参詣を終えて、国道219号を西都市のほうに向かって進んでおりますと、
何やら鳥居がありました。
隣に駐車場がありましたので、そこにクルマ停めます。
ご祭神は瀬織津姫だそうです。
セオリツヒメという名は記紀には出てきません。この案内板によると天孫ニニギの供をしていた女神のようですね
調べてみますと、セオリツヒメというのは神道において穢れを祓う「祓戸大神」の一柱とされているそうです。
記紀のどの神に対応するかについては諸説ありますが、イザナギが禊をしたときに生まれた神を当てることが多いそうです。
さて、鳥居を抜けると、細い参道がずっと下のほうまで続いています。
神社まで870m・・
すると鳥居があり、その横に
杖が用意されていました・・・
そして参道を降りていくと、見えてきたのは・・
一ノ瀬川にかかる沈水橋でした。
参道はこの橋を渡って一ノ瀬川の対岸に渡ります。
沈水橋とは川の水面近くに橋桁があり、大雨による増水時には橋が水面下に沈んでしまう構造の橋です。
建設費も安く、未熟な架橋技術でも水害に強い橋が作れるので、昔はよく見られました。
しかし増水時には橋として機能しません。また欄干(転落防止柵)を設けると増水時に水圧を受けて橋が壊れてしまうので設けることができません。
危険だし、不便なので、今ではその多くが通常の橋に架け替えられています。
一ノ瀬川の流れを間近に見ながら橋を渡ります。
対岸に渡り、堤防を階段で上がると
今度は上り道になって参道が続いていきます。
また鳥居をくぐると
なんか、すごい脅されたが・・
足元はコンクリートで舗装されているし、そんなに「切り立った山肌に沿った細い参道」というイメージは無いな・・・
でも、そうはいっても、ずっと上り坂できついことはきつい・・・
あと300m・・
そして見えてきました
鳥居の向こうに社殿が見えています。
施設名 | 速川神社 |
所在地 | 宮崎県西都市南方183-2 |
電話 | 0983-42-0114 |
営業時間 | 8:00~15:00 |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | 西都バスセンターより宮崎交通バス 村所・西米良温泉ゆたーと行きに乗車18分 速川神社前下車(本数少ないので注意) |
駐車場 | 有 |
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≪参考リンク≫
西都市観光協会 速川神社