花岡山に昇ってきました。
山頂に立つ、雨上がりの靄がかかった仏塔
山頂から見下ろす熊本市街も靄っています。
晴れていればこんな風に見えます。
さて、花岡山山頂の仏塔
「仏塔」といえば、五重塔や三重塔のような木造の高層建築を思い浮かべる方が多いと思いますが、
もともとの仏塔はお椀を伏せたような形の半円形のものでした。その中には仏舎利、すなわち釈迦の遺骨が納めてありました。
これが支那に伝わり、彼の地の伝統建築と結びついて木造の多層建築となりました。これが日本に伝わりました 。
昭和29年の建立だそうです。
石段の手前に賽銭箱が設置してありました。
お賽銭を納めて手を合わせます。
塔の周りにずらりとレリーフが並び、その上部に仏さまが安置してあります。
レリーフは釈迦の一生をたどっていったものでした。
「受胎」
マヤ夫人はある夜、六牙の白象が空から降りてきて体内に入るという夢を見て、釈迦を懐妊されたそうです。
「釈迦誕生」
四月八日朝、マヤ夫人は釈迦を出産されました。
出家
釈迦29歳、満月際の夜だそうです。
その後、さまざまな修行を経て(レリーフの写真は省略します)
「成道」
35歳の12月8日、釈迦は仏陀となったそうです。
その後もさまざまあり(写真は省略)
「涅槃」
釈迦は80歳の生涯を閉じたそうです。
「舎利分布」
釈迦の骨は各国に分配され、これを治める仏塔が立てられたそうです。
さて、下に降りてきました。
まだ靄にけむる熊本市街
先に進んでいくと
加藤清正が腰掛けて休んだ石だそうです。
しかし、ずいぶん大きな石・・・身長173cmのぼくの、胸の高さくらいまである。
これに腰掛けて休んだって・・・加藤清正はおそらく身長3mを越えるような大男だったようだ・・・
これは清正が兜を脱いでおいたという兜石
施設名 | 花岡山公園 |
所在地 | 熊本県熊本市西区春日4丁目1581-1 |
電話 | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 無料 |
アクセス | JR熊本駅より徒歩20分 |
駐車場 | 有 |
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熊本市観光政策課 花岡山