カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

東山温泉 ホテル伏見荘 前編

 

会津路を行く 9

 

 

 

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 今夜の予約を入れている東山温泉の温泉宿「ホテル伏見荘」

 

 

・・・ホテル・・・?

 

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 玄関ドアのガラスが割れて、テープでつぎはぎしてあるよ・・・

 

何はともあれチェックインし、部屋に案内していただきました。

 

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 炬燵!

 

 

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 障子を開けてみると

 

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狭い場所に無理矢理イスとテーブルを置いた感じ

 

 

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 窓からは湯川の清流が見渡せました。

 

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そして冷蔵庫も置いてありました。

 

開けてみると・・

 

 

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 缶チューハイ、瓶ビール、コーラ、ウーロン茶・・・

 

コーラはガラス瓶に入ってる。いつの時代だ・・・こんなの街中じゃまず見ないよ。どこから仕入れてきたんだろう・・。

 

まさか、無料サービスではなかろう。

おそらくチェックアウト時に自己申告で支払うのでしょう。昭和期にはこんなシステムがよくあったな・・・

中には飲料を取り出すとその時点で自動的に課金されるというものもあった。 

 

 今はホテル・旅館の客室の冷蔵庫は空っぽで、客が自分でコンビニや自販機から買ってきたものを入れるシステムになっているが・・・

 

 

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 部屋の床の間には金庫、鏡台、テレビ。

テレビそのものは薄型のものだが・・・その下・・・

 

 

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 これ・・・テレビを見るのにコインを入れる、って・・・まさか・・・

 

・・・いつの時代だよ・・・

 

で、別にコインは入れなくても、テレビはつきました。これも昭和時代の遺物のようです。

 

 

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 しかしちょっと電波の状態が悪い。

  

まあしかし、昭和時代そのまんまの宿だな・・・これで「ホテル」を名乗っているんだよ・・・

 

ちなみに「旅館業法」では、旅館営業は「ホテル」「旅館」「簡易宿所」「下宿」の4種類に分かれ、それぞれ届け出が必要です。しかし、名称独占規定はありません。なので届け出上「旅館」や「簡易宿所」でもホテルを名乗るのは自由です。

すなわち旅館でも民宿でもカプセルホテルでもペンションでも、あるいは通称「ドヤ」と呼ばれるような日雇い労働者の宿であっても、ホテルを名乗るのは自由なわけだが・・・

 

なんだかんだ言っても、ここ、一泊二食の料金が6200円なんです。洗面台・トイレも部屋についているし、値段を考えると、いい部屋ではないでしょうか。

 

まあとにかく、温泉に来たのだから湯に行きましょう 

 

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 ここですね

 

 

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 浴室に入ります

 

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 ビオレUとセブンイレブンのシャンプー・コンデショナー、固形石鹸

 

しかしコンデショナー以外のボトルは空っぽでした

 

 

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 シャンプーはこれ、ソープは固形石鹸しかないようです。

 

まあとにかく体を洗って、湯のほうへ。

 

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 湯に入ります

 

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 うん、肌触りの良い、いい湯です。

 

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 カエルの体をパイプが貫いて、そこから給湯されていました

 

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 浴室の窓からみる湯川の流れ

 

ゆっくり入ってから出てきました。

 

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 廊下にはアメニティセットの自動販売機・・・これも昭和時代からあるものか?

今も稼働しているのだろうか。

 

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廊下の頭上に温泉分析所が掲示されていました。 

 

施設データ

施設名  ホテル伏見荘
所在地  福島県会津若松町東山町大字湯本字下原257
電話  0242-27-2944
温泉名  東山温泉
源泉名  会津東山温泉(源泉名 組合混合泉)
泉温   46.0度
泉質  ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
利用形態
料金・営業時間
宿泊 可 // 15:00~8:00
日帰り 可 /600円/ 6:30~21:00
浴槽の管理 かけ流し
加温・加水の有無 不明
消毒の有無 不明
浴槽の種類 男女別
 露天 
 内湯 有
混浴
 露天 
 内湯 
家族・貸切
 露天 
 内湯 
備品・設備 ボディソープ  固形石鹸のみ
シャンプー     有
タオル(日帰り)  
ドライヤー  有 
ロッカー      
自動販売 ソフトドリンク  
アルコール飲料  
瓶入り牛乳  
アイスクリーム  
その他
食事処  
アクセス  JR会津若松駅よりまちなか周遊バス「あかべえ」「ハイカラさん」に乗車、東山温泉下車徒歩15分
駐車場  有
温泉について  約1300年前に行基が発見したと伝わる。江戸時代は会津藩の湯治場として栄えた。

 

 

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