敦賀から下関まで 冬の日本海岸を鉄路で行く 1 / 青春18令和2・3年冬紀行 3日目
令和3年が明けた1月のある日、敦賀駅に来ています。
前夜に福岡を出た夜行バス「どんたく号」で名古屋へ、そこから東海道本線と北陸本線を乗り継いでここまでやってきました。
今回、サブタイトルにした通り、ここから下関まで3日間かけて、鉄道で日本海に沿って移動したいと思います。
しかし、敦賀でいったん駅の外に出てきました。
まずはこの近くにある気比神宮にお参りしたいと思います。
(なお、気比神宮では公式には「氣比神宮」と名乗っておりタイトルにもこの字を用いましたが、本文中は一般的な「気比神宮」とさせていただいてます)
商店街を歩いていきます。
年末年始にかけて降った雪がまだ解けきれずに残っています。
気比神宮の門前までやってきました
気比神宮はのちに応神天皇となるホムダワケが幼少期、建内宿祢(たけうちすくね、「建内」は古事記での表記)に連れられて禊(みそぎ)のために訪れて滞在したところです。
ご祭神はイザサワケ(気比大神)。
古事記には
「ホムダワケの御子は神に『わたくしに魚を賜っていただいたのですね』と申された。
そこでその名をたたえて御食津大神(みけつおおかみ)といった。今は気比大神という」
と記述されています。
正面の大鳥居は正保2年(1645年)の建立だそうです。
気比神宮は大東亜戦争末期の空襲により焼失し、現在の殿社は戦後に再建されたものですが、この鳥居だけは焼失を免れました。
参道の横に、摂末社の鳥居がありました。
細い参道の奥に小さなお社
サルタヒコを祀る猿田彦神社だそうです。
両脇に雪が残る参道を進みます
手水舎
ひしゃくは撤去されています
手水舎の横
「長命水」だそうです。
こちらでは亀さんの口から水が出ています。
こんな光景を見ると雪国だな~と感じる
鳥居をくぐって中へ
拝殿で手を合わせます
イザサワケ(気比大神)が鎮座されている、 奥の本殿
屋根だけが見えています。
電話 0770-22-0794
開・閉門時間 4~9月 5:00~17:00
10~3月 6:00~17:00
JR敦賀駅より徒歩15分
駐車場 有
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気比神宮