諏訪大社上社前宮へのお参りのあと、本宮へ向かいますが、
鎌倉道は通れなかったので、参道を下に降りて公道を通っていきます。
石の囲いの中に「梶の木」とやらが植わっています。
諏訪大社の神紋は「諏訪梶の葉」と呼ばれています。
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諏訪大社上社の神紋「諏訪梶の葉」
(発光大王堂より)
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そんなわけで公道に降りてきましたが、グーグルマップには諏訪大社の境外末社と思われる神社のマークがいくつか出ています。
鎌倉道を通れず下に降りてきたので、そっちのほうに立ち寄ってから本宮へ向かうとしましょう。
で、まず、この角を曲がって
なんか余所者が通ったら地元民から変な目で見られそうな、細い路地を抜けていくと
「柏手社」
かしわでしゃ、と読むのでしょうか
古代、柏の葉は食器として使ってました。
「ここ柏手社は、前宮の神前に備えるものや饗宴の膳部を調理したところと思われる」そうです。
大きな樹の根元に小さな石の祠
そこから遠くを見渡してみると、鳥居が見えます。
近寄ってみると、大きな立派な鳥居の向こうに並んだ小さな三つのお社
これがなんの神社なのかはわかりません。
で、また公道に戻ってきました。
先に進みます。
十字路の脇に三つの石碑と一つの石灯篭
「小町屋の辻」というそうです。
そこから少し進むと
上屋根で守られた小さお社
「三宝荒神」だそうです。
その奥に小さな石造りの祠
天神社、
ということは菅原道真公を祀ってあるんですね
三宝荒神の周りにも天神社の周りにも、きちんと御柱が建てられている。
で、それらの神社たちの横に、一棟の古びた木造建築が立っています。
地区の公民館になってるようで、玄関横に「小屋町公会所」の墨書きの木の看板
その横のガラス窓の上に右から左へ「阿弥陀堂」の文字
中をのぞいてみましたが、普通に地区公民館にあるような広間で、阿弥陀如来像のようなものは見えませんでした。
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