日向神話を訪ねる旅 16
美々津14時39分発の延岡行鈍行列車
これに乗って延岡へ向かいます。
転換クロスシートの車内
耳川を渡ります。
国道10号の橋梁が見えます。その向こうにいま参詣してきた立磐神社があります。
日向市を通り、
延岡の街が見えてきました。
延岡着、15時20分
先月、延岡まで来たときは大雨で列車が止まってしまってましたが、今日はいい天気です。もちろん列車も問題なく動いています。
ここで宮崎空港からやってきた大分行の特急にちりん18号に乗り換えます。
787系はJR九州が783系に続いて製造した特急型電車です。
車内は荷物棚が蓋つきの棚となり、窓が小さくなって日よけはフリーストップの巻き上げカーテンとなる等、それまでの国鉄特急型から一新した車内設備となっています。
かつてはコンパートメントや本格的なビュフェも連結しており、「特別急行列車」にふさわしい車内設備でした。
戦前からの名門特急の名を受け継いだ特急「つばめ」として走り、JR九州のフラッグシップ的な存在でしたが、新幹線が開業した今では都落ちしてローカル特急に充当されています。
ところで車内放送では自動放送で「ワンマン」と繰り返し放送されます。
まさか、車掌が乗務していない?・・・
どうやらそのまさかのようだ。大分につくまで一度も車掌さんの姿を見なかった。
「特別急行列車」がワンマンカーとは・・・・
列車は大分県との境の宗太郎峠へ
青春18きっぷの難所として、また隣同士の駅名を合わせれば「重岡宗太郎」と人名になる駅として、「鉄」の間では知られています。
だんだん陽が落ちてきました。
だんだん辺りは暗くなってきました。
やがて大分市内に入り
17時41分、大分着。
すぐ向かいのホームに17時44分発の博多行き特急ソニック50号がとまっています。
しかしそれには乗らずに、いったん改札を出て飲み食いするものを調達してから
再びホームに上がってきました
これに乗って帰ります。
ヘッドレストが特徴的な車内
これで10月の2泊3日に続く11月の1泊2日の宮崎行き、日向神話を訪ねる旅、完結とさせていただきます。
お読みいただいた皆様、ありがとうございました。
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