久万高原線を行く 1
一晩世話になったホテルルナパークを出て、少し歩きます。
「宝厳寺」(ほうごんじ)の参道、坂道を登っていきます。上人坂(しょうにんさか)というそうです。
一遍は時宗の開祖として知られています。
西暦1239年、伊予の国の豪族・河野通広の第二子として宝厳寺の境内で生まれたそうです。
宝厳寺は西暦665年に創建されました。
当初は法相宗でしたが平安時代中期に天台宗に改宗し、一遍の没後に時宗となったそうです。
正面の山門は修復工事中とのことで、参拝者は左側の通路に迂回してくれという立て看板があり
左側の坂道をのぼって
境内に入りました
この宝厳寺、平成25年に火災により山門以外がすべて焼失、重要文化財であった室町時代制作の一遍上人象も失われてしまったそうです。
火災後に再建された本堂
扉を開くと、ご本尊の阿弥陀如来像が安置してありました。
境内にはいくつもの歌碑がありました。
一遍上人堂
中には火災後に新造された一遍上人象が安置してあり、また一遍上人の解説などの展示もありました。
修復工事中の山門
唯一、火災による焼失を免れたそうですが、いつ頃の建立なのか境内の案内にはありませんし、調べてもわかりませんでした。
では、宝厳寺を後にして、もと来た上人坂を下っていきます。
その途中にあるのが
「浄土宗圓満寺」
ここに「湯の大地蔵尊」があるそうです。
門を入ってすぐのお堂の中に安置されている
「湯の大地蔵尊」
一丈二尺(3.67m)の大きさで行基の作と云われ、火除け地蔵として霊験あらたか、だそうな。
こちらは「わらしべ地蔵尊」
本堂
手を合わせてから、境内を後にしました。
道後温泉駅まで戻ってきした。
本堂・上人堂は9:00~17:00
電話 089-946-2418
駐車場 有
圓満寺
地蔵堂は8:00~18:00
電話 089‐946‐1774
駐車場 無
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