新宮駅待合室の案内板
駅前に出て左手に進めばバス乗り場です。
駅待合にある、相島(あいのしま)への渡船の時刻表との乗り場の案内
相島は猫がたくさん生息しており「猫の島」として知られています。
駅を出て左のほうに進み、
横断歩道を渡ると
西鉄バスと新宮町コミュニティバスの、それぞれ停留所を示す標柱 が二本ならんで立っています。
しかし西鉄バスのほうは、今年9月末をもって西鉄新宮駅への乗り入れが廃止されます。停留所も西鉄路線としては廃止されます。
西鉄新宮駅を発着する西鉄バス5番系統、おおむね一時間に一本。
西鉄バス5番系統は廃止された宮地岳線の西鉄新宮~津屋崎間の代替として新設された路線です。しかしあまり利用状況はあまりよくなかったようで、本数もどんどん削減されて、今年の9月30日をもって廃止されました。
そもそも経路のほとんどが既存のバス路線と重なっていた上に、始発停留所がこんな中途半端なところではね・・・
福岡都心に出ようとするならば、西鉄バス5番系統→貝塚線→地下鉄・・・と乗り継いでいくよりも、都心部に直結する都市高速経由のバスに乗るわな・・・
バスの駐機場の向こうは住宅が並んでいます。
昔はここを電車が・・・さらに昔は蒸気機関車が客車を引いて、宮地岳へ向かって走ってたんだ・・・
駐機場に停まっていた西鉄バスが入ってきました。
数日後にはなくなる5番系統の津屋崎橋行き、西鉄宮地岳線代替バスです。
進行方向右側に座りました
バスはしばらく宮地岳線跡地に並行して走り、その後国道495号線へ向かいます。
宮地岳線は風光明媚な松原の中を走っていましたが、バスが走る国道495号線は郊外型の大型店舗が並んでいます。
そしてバスは495号線を離れて宮地嶽のほうへ
宮地嶽神社の参道の前を通っていきます。
そして津屋崎着、ここで降ります。
津屋崎橋のほうへ行くバスを見送ります。
津屋崎停留所
この先にあるのが
駅跡に立つ「電車延長記念」の石碑
宮地岳線が宮地岳から津屋崎まで延伸開業したのは昭和26年、その時に建てられたのでしょう。
宮地岳線の跡地には、住宅が立ち並んでいました。
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