神話と古跡を訪ねて 7
神魂神社(かもすじんじゃ)の参道入り口、
鳥居に拝礼して進んでいきます。
満開の桜の下を進んでいき、
桜並木が終わり、再び鳥居
石段を登っていきますと
道が二手に分かれます。
どちらも同じ神魂神社の境内に通じてますが、右手の石段はまっすぐ境内に向かっています。
直進すると緩やかな坂道、ぐるっと迂回して境内に入っていきます。
その分かれ道のところに苔むした手水鉢
その手水鉢においてあった柄杓・・
・・むむ、これは・・・ふつうの柄杓ではない
これ、天然の竹を節のところで切って、そこから生えている枝を括ってそのまま柄杓の柄にしている!
初めて見た、こんなの。
天然竹の柄杓で禊してから、右手の石段へ。
拝殿
手を合わせます
神社を創建したのはアメノホヒだそうです。
アメノホヒは初代の出雲国造ですが、その後25代、出雲大社に移るまでこで祭祀を行っていたんですね。
アメノホヒは高天原のアマテラスの命を受けて、オオクニヌシに日本の支配権を譲渡するよう交渉役として派遣されました。しかしアメノホヒはオオクニヌシの傘下に入って日本の国造りに協力する道を選びました。
小泉八雲もここを訪れたのですね。
拝殿の後ろの本殿は国宝となっています。
正平元年(1346年)の建立で、現存する最古の大社造りだそうです。南北朝時代で室町幕府草創期、足利尊氏が将軍だった頃ですね。
裏手には摂末社が並んでいました。
松江市大庭町563
松江駅(駅前4番バス乗り場)から一畑バス 八雲線風土記の丘入口下車徒歩18分(一畑電車松江しんじ湖温泉駅からも乗車可)
または松江市営バスかんべの里行き終点下車(本数少ないので注意)
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神魂神社 島根県観光連盟