岡山発 東京行き 普通列車の旅 10 / 令和2年春紀行 初日
狭岡神社(さおかじんじゃ)
鳥居横の看板には八柱の御祭神が記されている。
この八柱の神様、あんまり聞かない名前だが・・・
石造りの鳥居のすぐ先に、朱塗りの鳥居
そのすぐそばに手水舎
先に進んでいきます。
参道からちょっと脇にそれると
「佐穂姫伝承の鏡池」
サホビメが姿を映した池だそうです。
そしてその先、
「狭穂姫伝承地」
この一帯はもともとサホ一族の本拠地でした。
サホビメは第11代垂仁天皇の皇后です。
サホビメは兄のサホビコからそそのかされて夫の垂仁天皇を暗殺しようとしたが失敗。天皇はサホビコの討伐に向かいます。
自責の念に駆られたサホビメは宮中を抜けだし、サホビコの屋敷に駆け込み、兄と運命を共にしました。
サホ一族の本拠地とはいえ、狭岡神社はサホビメとかサホビコとか、直接サホ一族かかわる神様を祀っている訳ではないようです。
まあ、サホ一族は朝廷への反逆者であるので、公式に祀る訳にもいかないのでしょうが
万葉集の歌碑のようです。
石段を登り切りました。
拝殿
拝殿の向い側、休憩所でしょうか
「狭岡神社祭神系統図」というのも張り出されていて、狭岡神社の御祭神はスサノオの子孫にあたるようだが・・・
なんかこの系図見ると、「古事記」と「日本書紀」がごっちゃになってるようで、さらにどちらの書物にもない神様のつながりもあるようで・・
よくわかりません。
拝殿の横にさらに上に行く通路があり
本殿の屋根が見えました。
さらに奥に通路が延びていましたが、進んでいってみますと、
この先、アスファルトの道路ですが
門には鍵が掛かって開かず、両脇には鉄条網、道路には出られません。
仕方なく引き返します。
本殿脇の「天満宮」と彫られた岩、
昭和20年代まで一条通りにあったものを道路拡張のため移設してきたそうです。
それでは、また石段下りて、神社を後にします。
狭岡神社
0742-23-7564(川口幹夫様)
0742-23-0476(辻中二三夫様)
JR奈良駅西口15番乗より
奈良交通バス 大和西大寺行きまたは航空自衛隊行きに乗車約13分(近鉄奈良駅からも乗車可)
教育大付属中学校停留所下車 徒歩5分
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