山城・大和 古事記の旅 7 / 青春18令和元・2年冬紀行 5日目
天理駅まで戻ってきました。
再び奈良行きの電車に乗ります。
さて、これで今日予定していた、古事記ゆかりの神社訪問は終わりました。
でもまだ時間あるので
「 帯解」駅で降りてみました。
今朝、奈良から電車に乗ってくる途中、この駅で見た「帯解寺」というのが気になってました。
歩いて5分だそうなので、行って見ます。
看板に沿って歩いていきますと
ここのようです。
駐車場にはクルマがいっぱいとまっています。
観光客らしき姿が意外と多くみられました。
電車を降りてここまで歩いてきたのはぼく一人だったのに・・みんなクルマで来てしまうんだろうな・・
「文徳天皇后染殿皇后が当地蔵尊に祈願され清和天皇をご安産になり『帯解寺』の寺号を賜ったと伝える」
だそうです。
文徳天皇は在位西暦850年~858年、清和天皇の誕生は850年。平安時代の前期ごろです。
清和天皇の子孫は清和源氏として武家の棟梁となり、源義朝や源義経などを輩出しました。
手水舎もありました。
中で手を合わせます。
お寺の中に神社
一通り手を合わせてから、駅に戻ります。
再び奈良行きの電車に乗っていきます。
奈良からは電車を乗り継いで新大阪まで出てきました。ここから新幹線で九州に帰ります。
新幹線の切符は、JR西日本の「おとなびweb早特」というので購入しておりました。新大阪から博多まで6100円。
博多~新大阪間の普通運賃・特急料金(指定席)は15230円なので、半分以下の激安です。
ただし50歳以上限定で乗車時には年齢を証明できる書類を携行すること、新大阪~博多間を直通するこだま号にしか乗れず、変更は一切不可・・と言った制限があります。
「青春18」で乗りまわった後、50歳以上限定の「おとなび」で帰るというのも、考えてみれば不思議なもんですが・・・
新大阪18時29分発 博多行きこだま757号。博多まで直通する最終の、各駅停車のこだま号です。
博多着は23時22分、約5時間。のぞみだと約2時間30分のところ、ほぼ倍の時間かかります。
さあ、博多まで、最後の苦行だ・・・とばかりに覚悟してましたが・・
グリーン車並みの4列シートの指定席に座って、缶ビールをいただいたら眠気が襲ってきて、眠っていました。
西明石18時51分、そのころから眠り込んでしまい、目が覚めたのは新関門トンネルの中、小倉につく手前ごろ。小倉は23時4分着。
この間すべての駅に停車していたはずですが、全く気付かず、西明石の次が小倉のような感覚でした。
無事に定刻、博多着。
これにて今回の関西行き前夜発2泊3日の行程、および青春18きっぷの冬紀行、完結させていただきます。
つまらないぼくの旅にご同行いただいた皆様、ありがとうございました。
帯解寺
0742‐61‐3861
前<<< 石上神宮 後編 - カリバ旅行
≪タクロウ作成のサイト≫
小説古事記
温泉の話
駅弁の話
古事記ゆかりの地を訪ねて
≪参考リンク≫
帯解寺
JR西日本 おとなびWEB早特