ここからサブタイトルに「青春18紀行」が入ります。令和元年夏の青春18きっぷ、今日が5日目、最終日です。
荒島駅。
ここからJRで粟島神社に向かいます。
粟島神社はスクナビコナゆかりの地です。スクナビコナは出雲大社に鎮座されているオオクニヌシと一緒に日本の国を造り上げた神様です。
無人駅なので、そのまま駅構内に入ってきました。
そこに出雲市から来た 荒島8時23分発米子行き鈍行列車。JR西日本126系気動車2両編成。
ボックスシートが並ぶ車内
米子着、8時37分。ここで境線に乗り換えます。
境線は0番乗り場から発車します。
8時42分発境港行き鈍行列車。派手なねずみ男がペイントされた国鉄キハ40型気動車の単行。
境港は水木しげるの出身地として知られております。
あ、この列車が停まっている0番ホーム、別に霊とか妖怪とか関係ありません。
ホームの番号は駅舎側から1番、2番・・・と番号をつけるのが原則、しかし駅舎側にホームを新設した場合、そこを1番線とするとすべての番号を変更しなければならず大変なので、この場合通常「0番線」と称します。
車内。座席のモケットにもねずみ男が描かれています。
前面かぶりつきを決めます。
山陰本線から分かれて進んでいきます。
列車はワンマン運転。整理券発行機・両替機付き運賃箱のほかに、ICカード読み取り機も設置されていました。
でも40系気動車の運転台は、ワンマン運転は想定していない高運転台なので、運転士さんは駅に着くたびに上り下りしなければならず大変そう。
河崎口8時55分着、ここで降ります。片面ホーム一本だけの棒線駅。
駅の愛称は「傘化け駅」
まあでも山陰のJR西日本はこんなのが好きだね・・・
木次線でもこんなことやってたな・・それでも木次線のそれは駅周辺の伝説にちなんだ愛称名をつけてたけど、ここ境線の愛称名はその土地とは関係なさそう。
境港のほうに行く列車を見送ります。
こっちは本物の駅名標ですね。その横にある階段が駅の出口のようです。
ホーム上に待合室があるだけの無人駅で駅舎はありません。
理容店とバス停の間にある道路の奥が河崎口駅
駅があることを示す看板も標識も何もありません。まあ、地元民しか利用しないような駅なんで困ることは無いでしょうけど。
さて、そんな駅で降りたのは、ここから歩いて粟嶋神社まで行くためです。
駅を出て右手、この信号を曲がり
踏切わたって
あとはどこまでもまっすぐ歩いていきます。
しかし、駅から歩いていくのはちょっと遠かった・・・
・・・もう30分くらいは歩いたでしょうか、
「粟嶋神社前」停留所がありました。
米子駅からは日ノ丸バスが一時間に一本程度出ていて、淡島神社に行くにはこっちのほうが便利です。
バス停を過ぎると広い道路に出て、道路向かいにこんもりした小山が見えました。これが粟嶋のようです。
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