山の神を訪ねて 9
神門。
「御祭神大山積大神は天照大神の兄神で山の神々の祖神に当たり天孫瓊々杵尊の皇妃となられた木花開耶姫命の父神にあたる日本民族の祖神として・・・」
「地神・海神兼備の大霊神として日本の国土全体を守護し給う神であることから古代より日本総鎮守と尊称され・・・」
なかなかスケールの大きなことが書いてありますが・・・
日本神話においてはあまり活躍する場面はありません。
しかし、日本の支配者オオクニヌシの先祖で出雲の英雄スサノオのもとに孫を嫁がせたり、また支配者がアマテラスの天孫ニニギに変われば彼に娘を嫁がせたり・・・と、なかなか抜け目ない神様です。
神門をくぐり、境内へ。
拝殿
拝殿の左右にも拝所がありました。
こちらは向かって左側
奥に見える社は「下津宮」だそうです。
その隣にはオオヤマツミが鎮座されている本殿が見えます。
こちらは向かって右の拝所
奥に見えるのは「上津宮」だそうです。
参拝を済ませてから、境内から出てきました。
「宝物館」「海事博物館」の入り口。
海事博物館には海洋生物学者でもあった昭和天皇の御採集船「葉山丸」を記念して建造されたそうです。
宝篋印塔(ほうきょういんとう)
鎌倉時代のもので、時宗の開祖一遍上人が寄進したものだそうです。
神社の裏手にはうっそうとした社叢が広がっています。
そして神社の真裏
小さな末社三つ並んでました。
オオヤマツミの姫君を祀ってあり、コノハナサクヤビメも祀られているそうです。
さらに末社が並んでいる横を抜けていくと
石柱に何やら看板がかかっています
ん?・・・
「奥の院」はわかるが
「生樹の御門」・・・なんだろう?
そもそもなんて読むのだろう?「いつきのごもん」かな?
普通は「樹」の一文字でいつきと読むが・・・
まさか「なまき」じゃあるまい・・・
施設名 | 大山祇神社 |
所在地 | 愛媛県今治市大三島町宮浦3327 |
電話 | 0897-82-0032 |
開園時間 | |
料金 | |
交通 | せとうちバス大山祇神社前下車すぐ ☆伊予鉄道松山市駅より2時間17分 ☆JR今治駅より1時間 広島・福山方面からは大三島バスストップで上記バスに乗り換え |
駐車場 | 有 |
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コノハナサクヤビメと出会う
イワナガヒメ、帰される
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古事記の話
温泉の話
駅弁の話
≪参考≫
今治地方観光協会 大山祇神社