山の神を訪ねて 8
宮浦港の桟橋。赤い朱塗りの屋根が架かっています。
西瀬戸自動車道が開通する前は、今治や松山、尾道、竹原への航路が発着し、大山祇神社への参拝客でにぎわっていました。
いま、宮浦港を発着する定期航路はありません。
港のそばに大きな鳥居がありました。
扁額には「日本総鎮守 大山積大明神」と彫ってあります。
そばにあった石碑
昭和8年、当時日本領だった、台湾の台南市にいた越智寅一さんが寄進したもののようです。
バスでもと来た道を歩いて戻ります。
バス通りから外れて、この商店街を進んでいくと大山祇神社のようです。
西瀬戸自動車道の開通前、宮浦港から上陸した参拝客でにぎわっていたであろう商店街、今はひっそりしています。
トンコツならぬ「シシコツ」ラーメン。まだ開店前です。
猪骨ラーメン屋さんのすぐ先、大山祇神社が見えてきました。
鳥居に拝礼してくぐります
御祭神のオオヤマツミは山の神様です。といっても日本神話においてはあまり活躍はしておりません。
しかし、日本の支配者オオクニヌシの先祖で出雲の英雄スサノオのもとに孫を嫁がせたり、またアマテラスの天孫ニニギが日本の支配者に変われば彼に娘を嫁がせたり・・・と、なかなか抜け目ない神様です。
鳥居を入ったすぐ横にある水田。
採れた米は神事に使うようです。
楼門をくぐります。
「能因法師 雨乞の楠」樹齢3000年だそうです
手水舎
平知命(あちみこと)御手植の楠、樹齢2600年
末社の十七神社、伊予の国の神様を祀ってあるそうです。
伊藤博文公記念植樹
明治42年に訪れているそうです。
そして神門の前までやってきました。
施設名 | 大山祇神社 |
所在地 | 愛媛県今治市大三島町宮浦3327 |
電話 | 0897-82-0032 |
開園時間 | |
料金 | |
交通 | せとうちバス大山祇神社前下車すぐ ☆伊予鉄道松山市駅より2時間17分 ☆JR今治駅より1時間 福山・広島方面からは大三島BSで乗り換え |
駐車場 | 有 |
前<<< せとうちバス 松山市~今治~宮浦港 - カリバ旅行記
次>>> 大山祇神社 後編 - カリバ旅行記
≪古事記の話≫
コノハナサクヤビメと出会う
イワナガヒメ、帰される
≪タクロウ作成のサイト≫
古事記の話
温泉の話
駅弁の話
≪参考リンク≫
今治地方観光協会 大山祇神社