山の神を訪ねて 1
夜の小倉駅。小雨が降っています。
今日はこれからフェリーに乗って松山に向かいます。
しかし、ぼくが四国行きを計画した時は、たいていどこかで雨に見舞われるな・・・
雨の中歩くこと10分ほど、小倉港のフェリー乗り場につきました。
待合室の横には松山まで行くフェリーがそびえています。
待合室。すでに乗船開始時刻は過ぎているので、 人はまばらです。
乗船名簿を記入し、二等寝台の乗船券を購入。9040円、カードで支払います。
繁忙期運賃ということもあるが、昔と比べたらずいぶん値上がりしたな・・・
タラップを登って乗船。
案内所の横を通り、二等寝台船室へ
船室。1室に二段ベッドが4組、計8人分。
その内部、広さは一人寝るのに十分だが、高さがちょっと低い。身長173cmのぼくが座ると頭がつかえてしまいます。国鉄・JRの二段式B寝台は、十分余裕で座れるだけの高さがあったのだが。
ベッドメイキングはセルフでしなくてはなりません。また、浴衣はありません。
シーツを敷いて寝る準備を整えてから、パブリックスペースへ。
売店。
お弁当・惣菜の類はありません。
自販機コーナー、ソフトドリンク・アイスクリーム・カップ麺など。
アルコール飲料はありませんので売店で購入してください。ただし売店の営業時間は23時までなのでご注意を。
売店にお弁当は売ってないので、じゃあ食堂でメシ食おう・・・と思っても、昔軽食のスタンドがあった場所、ふさがれて何もない立食スペースになっています。
お湯と冷水は自由に使うことができます。
携帯電話充電着器。有料です。
もっとも二等寝台の場合、枕元灯の横にコンセントタップがありますので、そこから持参の充電コードを使えば無料で充電できます。
こちらは雑魚寝の二等室。
たまたま誰もいなかったので撮影できました。
二等室も指定席で、あらかじめ指定されたスペースで寝ることになっています。
というわけで、一通り船内を見回ってから(一等・特等スペースには入れませんが)デッキに出てきました。
間もなく出港です。
外は小雨が降ったりやんだりしています。
定刻 21時55分、出港。
港を離れていきます。
北九州の夜景の中を航行していきます。
門司~門司港間を走るJRの電車も見えました。
冷たい缶ビールを手にしてデッキから眺める夜景・・・
いわゆる「鉄」のぼくですが、船旅というのもいいもんですね。
そして関門橋が近づいてきます。
関門橋の下をくぐり抜けていきます。
関門橋が遠くに過ぎたところで、船内に戻りました
昔あった軽食堂は閉鎖されてしまったようですが、電子レンジはあるし熱湯も自由に使えます。
持参していたカップうどんと、乗船前にスーパーで購入していた半額見切り品の総菜を温めて、夕食というか夜食というか、いただきました。
いただいた後はベッドへ。そのまますぐに寝入ってしまいました。
目が覚めたのは船内放送でした。時刻は4時20分ごろ、定刻通り5時には松山観光港に入港するそうです。
早朝のパブリックスペース。
やがて松山観光港に入港。下船するよう案内があり、船内タラップを降りて松山観光港のブリッジに上陸しました。
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