「鉄道連絡線」を行く 2 / 青春18令和元年夏紀行 4日目
松山市駅前の市内線乗り場に来ました。ここから伊予鉄道の松山市駅まで移動します。
そこへ入ってきた電車、これもまた古風な電車です。
車内の銘板を見ると車両番号は2006、昭和38年ナニワ工機製造です。
調べてみると形式は伊予鉄道モハ2000、元は京都市電の電車で昭和54年から伊予鉄道で使用されています。
降車ボタン、昨日乗ったせとうちバスのものも相当なものだったが、こちらもなんとも・・・
松山市内、電車の架線が道路両側の電柱から貼られて上空はクモの巣のようになっています。
昔は多くの都市で見られた光景でした。
今は電車が残っている都市でもセンターポール方式が増えて上空はすっきりしたものが多くなっています。
武骨な運転台
そのうち前方に見えてきたもの・・・
前方を長い編成の電車が横切っています。踏切です。
前を横切るのも電車、今乗っているのも電車、
ここは市内電車と鉄道線が交差する踏切なのです。
昔は多くの都市で見られたものですが、現在日本に残るのはここだけになっています。
踏切に近づきます。
手前には上屋根も防護柵もない安全地帯だけの停留所
電車が通り過ぎ、遮断機が上がります。
踏切をゆっくり通り過ぎていきます。
車輪が交差した線路を通るとき、ガタン、ゴトンと床下から音と振動が伝わってきます。
そして電車は松山城の横を通っていき、電車は環状線を離れて松山市駅のほうに向かっていきます。
松山市駅に近づいていきます
松山市駅、終点です
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