カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

九州縦断旧線を偲ぶ旅 平成30年夏 11 - 西鉄夜行高速バス 桜島号 鹿児島本港~博多駅バスターミナル - / 青春18平成30年夏紀行 3日目


ではここから、夜行高速バスに乗って福岡へ帰ります。

バスの名称は今行ってきた桜島そのままの「桜島号」です。

JR鹿児島本線の夜行列車が廃止されて以来、この桜島号が鹿児島~福岡間を結ぶ唯一の夜行便となっています。夜行便は西鉄バスJR九州バスが共同運行しています。

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その桜島号の始発、鹿児島本港停留所まで、コンビニに立ち寄ったりして回り道しながらゆっくり歩いてきました。
種子島屋久島へ向かう高速船のターミナルですが、既に最終便も出た後とあって中には入れません。

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1番乗り場から高速バスが出ます。時刻は23時少し前、あと30分ほど時間あります。福岡行バスの発車時刻は23時25分です。

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果たして23時18分ごろ、バスが入ってきました。西鉄の夜行仕様車です。

時刻表や西鉄ウェブサイトにはバスの名称が「桜島号」となってますが、バスのフロントガラス右上の表示は平仮名で「さくらじま」となってました。
運転士さんが降りてきて、乗り込むときに切符を回収します。今回ぼくは「1A席」、すなわち左側最前列の席を確保しております。

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座席。夜行仕様の3列独立シート、毛布は用意してありますが、使い捨てのスリッパはありません。飲み物のサービスもないようです。席を区切るカーテンも降ろされないようです。
夜行といっても比較的短距離の便だけにサービスも簡素化されています。

バスはぼくともう一人男性客を乗せ出発。

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鹿児島の街を走ります。

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鹿児島市の繁華街、天文館。ここで数人乗ってきます。

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さらにバスは進みます。

鹿児島中央駅に到着。ここで多くの乗客が乗ってきました。
窓側の座席はほぼ埋まり、中央席はいくつか埋まっているといった状況。
時刻は23時40分。予定では32分発だから、少し遅れて進んでいます。

鹿児島中央駅を出ると、高速道路に入ります。
高速道路上の停留所にいくつか泊まりますが、乗車客は無し。

で、最後の高速帖佐停留所で、車内灯が消えました。

といっても、通常の夜行バスよりかなり明るい車内です。真っ暗ではなく、周りの状況はわかる程度の明るさです。
そのうち眠ってしまいました。

目が覚めたのは、運転士さんの車内放送でした。もうすぐ久留米に到着するそうです。同時に車内も蛍光灯がつき明るくなりました。

時刻は4時50分を少し回ったったくらい、だったでしょうか。時刻表では久留米インター停留所着が5時17分なので、20分は早く進んでいます。
そして闇の中、久留米インター停留所、20分の早着。この後いくつかの停留所に停まりますが、降車客はいません。


鹿児島・熊本・大分・佐賀・長崎方面から福岡に向かう高速バスは、普通太宰府インターチェンジで降りて福岡都市高速道路で福岡市内へと向かいます。
ところが、このバスは一般道におり、国道3号線を進んでいきました。元からこういうルートで走ることになってるのか、それとも時間調整のためなのか・・・

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5時30分過ぎ、すこーし空が明るくなってきました。

早朝の福岡市内を走り、博多駅バスターミナル着、5時45分。時刻表では5時50分着だから、あれ?5分の早着にとどまっている・・・
正確に動く鉄道に比べて、バスのダイヤとゆーのはどーもよーわからん・・・

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バスを降ります。
博多バスターミナル2階の高速バス降車場でした。
運転士さんから、西鉄ホテルクルームの入浴割引券をもらいました。

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バスはこの後、天神バスセンターまで走って行って終点となります。


≪リンク≫

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