カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

北部九州の災害代行バス 2 - 平成筑豊鉄道 代行バス 犀川~田川伊田 - / 青春18平成30年夏紀行 初日 -


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田川伊田行きの代行バス、観光バス仕様の小型バスです。京築観光バスが運行を委託されているようです。

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車内。
最前列の席に座ります。

バスは8時55分に出て、田川伊田着9時55分、ちょうど1時間です。
ちなみに被災前の時刻表では犀川~田川伊田間はおおよそ40分で走破しており、行橋8時16分発の列車は田川伊田着9時9分、乗り継ぎ時間を含めて46分も余計に時間かかってしまいます。

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出発。乗客はぼくも含めて3人です。細い通りを抜けていきます。

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平成筑豊鉄道の踏切を渡ります。犀川の次の崎山までは線路が開通しており一部の列車が乗り入れます。

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バスは峠道へ。
ゆっくり走っていきます。途中、何度も路肩に停まっては、後続の車を追い抜かせていきました。

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そして「源じいの森」、ここもまた妙な駅名です。このそばの温泉施設の名称のようですが。
乗降客はなく、バスはまたもと来た道を引き返します。

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細い道を通り

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古い木造駅舎の油須原駅

かつてはこの駅から分岐する「油須原線」の建設が進められていました。
油須原線も運炭線として計画され、建設がすすめられていきました。しかしエネルギー需要が石炭から石油にシフトし、国鉄の赤字も社会問題となり、昭和55年工事が中止。線路の大部分は既に完成してましたが、結局日の目を見ることはありませんでした。

バスは今来た細い道また戻っていきます。離合も困難で、対向してきた乗用車はバックして道を譲ってくれました。
次の赤駅にもまた立ち寄っては同じ道を戻り・・・行ったり来たりしてだいぶ時間をロスしています。

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そしてやっと大通りに出て、鉄道線に沿って走るようになりました。
なんか古そうな構造物・・・明治28年竣工の「内田三連橋梁」のようです。平成11年に国の登録有形文化財に指定されているそうです。

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1月以上列車が走らず、赤さびた線路が伸びています。

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田川伊田が近づいててきました。

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終着、田川伊田

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バス停と今乗ってきたバス。
停留所は「伊田駅」となってます。
駅名は昭和57年に「田川伊田」と改称されるまでは「伊田」駅でした。

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田川伊田駅はこの奥の建物、駅とバス乗り場は100メートルほど離れています。

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今乗ってきたバスが回送されていきます。

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田川伊田駅に向かいます。


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