カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

北部九州の災害代行バス 1 - 平成筑豊鉄道 田川線 行橋~犀川 - / 青春18平成30年夏紀行 初日 -

近年は梅雨末期、毎年のように豪雨災害が起きています。今年も7月6日、豪雨により広範囲に大きな災害が発生しました。広島・岡山地区で広範囲な水害が発生し、今も避難生活を送っている方も多数いらっしゃるとのこと。お見舞い申し上げるとともに一日も早く元の生活に戻れるよう、心からお祈り申し上げます。

その日の豪雨による被災は九州にも及んでおり、生活の足である鉄道線にも大きな被害が出ております。筑豊本線桂川―原田間と、平成筑豊田川線犀川-田川伊田間は未だに復旧せず、代行バスの輸送となっています。
これからその代行バスのレポートを上げようと思います。

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青春18きっぷ日豊本線行橋駅にやってきました。ここから平成筑豊鉄道田川線が分岐します。

平成筑豊鉄道はもともと石炭運搬路線として開業した国鉄田川線伊田線糸田線を引き継いで平成元年に開業しました。このうち田川線犀川~田川伊田間が7月6日の豪雨災害により今も不通となっており、代行バスの運行が行われています。

自動券売機で田川伊田までの乗車券を購入。裏が白い磁気の無い乗車券で、JRの有人窓口を通って中に。

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3・4番ホームの奥のほうが切り欠きの5番ホームとなっており、ここから平成筑豊鉄道田川線が発着します。

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8時12分、行橋終着の列車が入ってきました。単行の気動車で、折り返し8時16分発の犀川行きとなります。

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車内、ボックスシートが左右の一組ずつ、あとはロングシート
定刻8時16分、発車。

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行橋市内を日豊本線と並走して走り

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日豊本線と別れていきます。

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最初に停まる駅は「美夜古泉」、自動放送の案内では「岡野バルブ前美夜古泉駅」と放送されます。岡野バルブ製造がネーミングライツを取得しているそうです。

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列車は進み

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次の駅「今川河童」
この平成筑豊鉄道とゆーのはこんな奇をてらった駅名が多いです。ぼくはあんまりいい趣味とは思えないんだけどね・・・

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列車は、子供と相撲を取った河童の伝説が残るという今川に沿って走り

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豊津駅国鉄時代から存在する駅です。
ここはネーミングライツを売ってるわけでも、奇をてらった駅名でもなく、至極まともです。

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列車は進み「東犀川三四郎

・・・うーん、なんだろーな、このセンス・・・
路線存続のために注目を集めたいのは分かるんだけどねえ・・・

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次は終点、犀川です。

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定刻8時35分、犀川着。

降りるとき、運転士さんに行橋駅で買った切符を見せると、再使用防止のためでしょうか、小さなスタンプを押して返してくれました。

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犀川駅、行橋から来た大半の列車はここで打ち切りとなり、この先田川伊田方面へは代行バスとなります。
線路は次の崎山まで開通していて、一部の列車が崎山まで乗り入れます。

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犀川駅。停まっているバスが田川伊田行きの代行バス、8時55分発です。


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