カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

JR九州バス 牛の岳線 前編

豊玉姫神社  より続く

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嬉野温泉バスセンターに戻ってきました。

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国鉄が運営していた時代は嬉野温泉駅と称しており、まさに「駅」と同等の扱いで、全国の鉄道線の乗車券や指定券も窓口で購入できました。
今は出札窓口はふさがれております。

窓口はふさがれましたが、今もここにはJR九州バスの嬉野線が乗り入れています。

で、ちょっと注目したのが、嬉野バスセンターから出ている「牛の岳線」。

別になんていう特徴がある訳でない、ただの過疎地のローカルバス。平日でも下り3本、上り5本しか運転されず、休日下りは1本だけ。
逆に、コミュニティバスやデマンドタクシーなどに転換されずにJRの運営として今も生き残ってるのはめずらしい。一度乗っておきたい・・・というのが今日嬉野に来た第一の目的なんです。

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バス乗り場。
奥の待機場には一台の赤いJR九州バスが止まっています。
嬉野温泉16時45分発のバスで牛の岳に向かいます。

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16時40分過ぎ、待機場に停まっていたバスが動き出し、ぐるーっとバスセンターの周りをまわってきてホームに停まりました。これですね。

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乗り込みます。乗客はほかに男性客が一人。

と、後ろのほうの席に座ったぼくのところに運転士さんが来ました。何事か、と思うと・・・

「武雄のほうにはいきませんよ、よろしいですか?」

こないだ乗った時の、シナ人へのセリフと全く同じことを言われてしまった・・・

もう一人の男性客には何も言いません。乗務員と乗客はほとんど顔見知りなのでしょう。
定刻、出発。

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バスは郊外へと進んでいきます。

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バスは国道34号を離れていき、細い道へ入ります。
途中の停留所で学校帰りらしい、ランドセル背負った小学生が一人乗ってきました。

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少しずつ山奥へ

途中「肥前平野」停留所があります。
国鉄バスでは停留所も駅に準じた扱いであり、同名の駅が存在するときは頭に旧国名をかぶせて区別してました。
平野駅」は大阪市に存在しているようです。

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そして「大舟」停留所で男性客と小学生の二人は降りていき、バス車内はぼく一人だけに。

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上のほうに来ると、水田からお茶畑に変わりました。嬉野茶ですね。

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細い道を上り続け

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終点、牛の岳到着。17時6分です。


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