ホームに戻り、ほどなく鳥取行きが入線。JR西日本キハ121型の2両編成。
キハ121型は、益田から乗ってきたキハ126型を単行運転できるよう両運転台にしたものです。
列車は出発します。日が沈みかけた中、米子の街並みの中を走ります。
だんだん日が暮れてきます。
再び日本海が見えるようになりました。
御来屋駅(みくりやえき)、16時32分着。対向列車交換のため約7分停車。
やってきた列車はこれもキハ126系のようですが、名探偵コナンの派手なラッピング。
そして赤崎駅17時18分着。ここでも14分間停車します。すでに日はどっぷり暮れています。
列車は暗闇の中を進み、倉吉着18時4分。ここでも6分間停車し、18時10分に発車・・・のはずでした・・・
しかし列車はし発車時刻になっても動きません。何かトラブルのようです。
ワンマン列車の運転士さんは「車両点検をしています、しばらくお待ちください」と放送、駅員さんがホームを行ったり来たり、車内に出たり入ったりしています。明らかに異常事態のようです。
そのうち「車両のコンピュータがバグを起こしております。復旧しませんので、いったんエンジンを切って再始動を行います。車内の電気が消えますのでご了承ください」と車内放送。すでに出発時刻から10分ほど経過しております。
バグとゆーのは厳密にはプログラムそのものの欠陥であり、運用中のエラーはバグとはふつう言わないが、それにしても・・・
コンピュータが原因で列車が動かなくなるなんて、ちょっと昔は考えられなかった事ぢゃのお・・・
・・・なんて、あんまりのんびりもしてられない、この列車本当に動くんだろうか。ここで運転打ち切り・・・なんて事態になったらいつ鳥取につくかわからないぞ・・・
やがて、車内灯は消えました。
窓からホームの蛍光灯が入りますので、真っ暗というわけではありません。
数十秒ののち、再びエンジンが動き出し、車内灯がついて明るい車内となりました。
運転士さんの放送「復旧いたしましたので、間もなく発車いたします」
そして倉吉を20分遅れで出発しました。遅れはしましたが、とにかく動き出しほっと一息。
さー、この後遅れを取り戻すべく急ぐんだろーな・・・と思いきや、途中の駅で数分間停車し対向列車と行き違い、そのたびに遅れは増幅していきます。どうやらこの列車が遅れたために対向する下り列車を先に出発させ、行き違い駅を変更しているようです。そんなこんなで最大30分くらい遅れてしまいました。
一方、末恒駅(すえつねえき)、ここは時刻表には発時刻18時50分しか記載がありませんが、前後の列車から推察するに、本来は18時43分ごろについて7分ほど停車時間があったようです。でもここでは到着後すぐ発車しました。
倉吉駅を出発後、それまでの自動放送がなくなり、駅の到着時・出発時は何も案内がありません。また、運賃表示機も消えています。
何でもかんでもコンピュータで管理する社会は誠に便利ですが、こーゆー事態もまま生じてしまいますね。
何でもかんでもコンピュータで管理する社会は誠に便利ですが、こーゆー事態もまま生じてしまいますね。
そんなこんなで鳥取駅についたのは19時26分、最終的には26分の遅れで到着しました。
小倉を7時10分に出て12時間16分の旅路でした。
小倉を7時10分に出て12時間16分の旅路でした。
リンク
古湯・熊の川温泉の話→私が作ったサイトです
にほんぶろぐ村 九州旅行←こちらも見てください