熊の川温泉 民宿みみ

先週に引き続き、今日も熊の川温泉に来ました。

昨日アップロードしたレポートの最後に書いた通り、嘉瀬川沿いに何軒かあった旅館も、今は熊ノ川浴場が日帰り施設として営業しているだけです。宿泊施設としては山側に「夢千鳥」と「民宿湯の里」が営業していたのみ。

そんな中、熊の川温泉の高台に、新しい宿泊施設がオープンしています。

佐賀方面からくると、国道323号を登って熊の川温泉街を過ぎると、上熊川交差点に差し掛かります。交差点を過ぎると

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民宿みみの真新しい看板があります。

昔はここに「松尾林亭」の看板がかかってましたが、もう長いこと廃旅館になっていました。施設・設備を再利用してオープンしたものと思われます。

で、坂道を登っていくと

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ここのようです。
この上に駐車場があるようなので、そこに車を停めます。
玄関では作業着姿の男性の方が草取りをしていました。

ここのご主人でしょうか、私の姿を見ると「お風呂ですか?」と声をかけ、玄関の戸を開けて「お~い、お客さんだぞ~!」と大声で叫びます。

奥からおかみさん、らしき女性の方が出てきました。
「お風呂ですね、露天にしますか、内湯にしますか?」と、きいてきます。つながってはいないようです。
露天、と答えると、そのまま浴場に案内されました。玄関を入って廊下をまっすぐ進みます。支払いはあとからでいいようです。

奥の勝手口のようなところからいったん外に出ました。

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この先がお風呂のようです。

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石のアーチの向こう、
保温シートが張ってあって、それをおかみさんが外すと湯気をあげている湯が現れました。源泉かけ流しだそうです。

ここ「民宿みみ」、以前あった「松尾林亭」とは関係ないそうです。そしてやはり、古湯温泉の入り口にあった「旬菜みみ」がここにやってきたということでした。

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石造りの浴槽。屋外吹きさらしですが、上に屋根があり厳密には「露天」とはいいがたいかも。

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脱衣室も吹きさらしです、厳冬期はちょっと厳しいかも。

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こちらは洗い場、カランと一緒になったシャワーが一つだけ。シャンプー、ボトルソープ、コンディショナーは置いてありました。

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湯に入ってみます。

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うん、いい湯加減。露天風呂、サイコー (#^.^#)

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風呂の手前に生け垣が植えてあり

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何の花でしょう、今の季節「山茶花」かな?

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その先、山々が広がります。国道を走る車の音が響いてきてます。

ところで、湯の中になんか苔のようなものが浮いていました。湯の華かな・・・と思ったが、濃い緑色をしていてやっぱり苔の様だ。

浴槽の底を見ると、石の間に苔がへばりついています。長年放置されてたのに雨水がたまったりしていたのでしょう、もちろんオープンの時に大掃除はしたでしょうが、落としきれなかったものがちょっとずつ剝がれて浮かんできているものと思われます。

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改めて浴槽を見ると、前からあっただろう苔が生えた部分と、新しくコンクリートで補修した部分がくっきり分かれています。
まあ、使っているうちに苔がはがれるということは無くなるでしょうし、逆に今しか味わえない野性味ともいえます。
そんなこんなで1時間ほど、ゆっくりつかっておりました。

ところで浴室入り口にあった石のアーチ、あれご注意を。身長173センチの私、くぐろうとしたら思いっきり頭をぶつけました。

浴室の外に出て、また勝手口のようなところから中に入り、廊下を進みます。調理場におかみさんがいて、料金500円支払って外に出ました。
温泉らしい、ゆっくりといつまでも浸かっていたい露天風呂の温泉民宿みみでした。

民宿みみ
佐賀市富士町大字上熊川315‐1
電話 0952‐63-0100

リンク

古湯・熊の川温泉の話←熊の川温泉についてはこちらをご参照下さい

にほんぶろぐ村 九州旅行←こちらも見てください