お石トンネル

天開稲荷 より続く

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煉瓦造りのトンネル

このトンネル、「お石トンネル」と言われています。
なんでも筑豊の炭鉱王、麻生太吉「おイシしゃん」こと江崎イシのために掘ったトンネルだそうです。竈門神社(かまどじんじゃ)の近くにあるイシの自宅からお石茶屋に通う際に遠回りしなくてもいいように造らせたトンネルだとか。

麻生太吉麻生太郎財務大臣・元首相の曽祖父、つまりおじいさんのお父さんです。
真相は竈門神社参拝や宝満山登山の人のために造ったということであるが、そんな噂を流されるほどイシの美貌と人気は素晴らしかった・・・・と、お石茶屋に置いてあったパンフレットに書いてありました。

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トンネル入り口


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トンネル上部にはちょっと読みにくいですが「寶滿宮参拝隧道」と彫ってあるようです。宝満宮とは竈門神社のことで、表向きは竈門神社参詣のためのトンネルとゆーことですね。真相は今は亡き麻生太吉しか知らないわけですが

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中に入ります。

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灯りはなく、出入り口から入る自然光のみです。

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出口に近づきます。

 
 
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外に出ました。

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今通ってたトンネルを振り返ります

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トンネル出口左下には2枚の石板。
大きい方には「昭和三年十一月  寄進 麻生太吉」、小さい方には「朝倉郡朝倉村 〇〇〇古賀 ○○」と彫ってあります。「〇」の部分の文字は判読できません。

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トンネル出口全景

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木々は少しずつ色づいてきてます。

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福岡県道578号線に出ました。この先、竈門神社です。


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