カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

博多から「山鹿線」を通って大分へ 4 -産交バス 南関~山鹿  - /青春18平成29年夏紀行・3日目



西鉄の南関停留所と、産交バスの南関ターミナルとは、少し離れた場所にあります。これから歩いて産交バスの南関ターミナルへ向かいます。

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歩いて2~3分、この黄色いお店の向こう側になります。

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南関ターミナル。この道路の両側に待合所が設置してあります。

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こちら、北側の待合所。トイレがあり、今はシャッターが下りていますがかつては切符売り場か売店かがあったようで、こっちが南関ターミナルの「本屋」だったようです。現在は南関上町行きのバスが出るだけです。南関上町は次の停留所であり、かつ終点となる、産交バスの車庫の最寄りです。

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この案内図もまた年代物だな、いったいいつのものなのやら。

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こっちは南側の待合所。上屋根とベンチだけですが、ここから熊本・玉名・山鹿の各方面に向けてバスが出ています。

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その上屋根の看板には、醜くペンキで塗りつぶされた跡が。
よく見てみると、左半分の上部には「J R 九州バス」、下部左側「瀬高」「野町」の文字が塗りつぶされているようです。今から乗ろうとしている「山鹿線」の遺構ですね。

ちなみに右半分の左下には「荒尾行」、右下は「荒尾」の文字が塗りつぶされています。また北側の待合所上屋根の看板もいたるところペンキで醜く塗りつぶされています。

「ターミナル」とは名前だけの、なんか路線バス事業の衰退を如実に表しているかのような産交バス南関ターミナルです。
ただ、清掃は行き届いて奇麗にはしてました。

そのうちバスが入ってきました。

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10時40分発、山鹿行。小型のトップドア車でした。

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ここから乗るのは私だけで、他にはいません。

バスは出発すると、また温泉入浴施設であるうから館の前を通り、山鹿のほうに向かいます。

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山田の中をバスは進んでいきます。

「肥後梶原」停留所を通過します。この先「肥後岩下」「肥後川辺」といったバス停もこの先あります。
これら「肥後」を冠したバス停は、国鉄バスの名残でしょうか。
国鉄ではバス停留所も駅に準じた扱いで、同名の駅・停留所が他にあるときは旧国名を冠して区別していました。

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そしてバスは、三加和温泉へ。

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日帰り温泉施設の敷地内に入り、ロータリーを廻って玄関前に停車します。ここでの乗降客はなくすぐ発車。

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だんだん視界が開けてきました。住宅も立ち並ぶようになっていき、山鹿バスセンターにつきます。定刻11時11分着。
バスには途中の停留所から乗ってきた乗客が3人ほど乗っていましたが、ここで降りたのは私だけでした。

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今乗ってきたバスを見送ります。この先、山鹿市役所前まで走っていきます。


リンク

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