カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

「関門連絡線」で本州から九州へ 15  - 鹿児島本線快速4237M 久留米~荒尾  - /青春18平成29年夏紀行2日目


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久留米を出た列車は田舎の風景の中走り続けます

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そして西鉄線と並行して走るようになりました。

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大牟田西鉄線ホームが見えます。

電車はすぐに出発します。そして次が終点、荒尾です。
20分遅れのまま到着しました。

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今乗ってきた電車です。行先表示が初期型がごく普通の幕式表示だったのに対し、後期型は大きなLEDに変わっており外見でもすぐわかります。
 
 
でもまあ、がらーんとした、なーんにもない長いホームだこと。
 

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駅名標は赤錆だらけ

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ホームから駅舎を眺めます。時代に取り残されたような風景です。

荒尾駅はもともと三井三池炭鉱万田坑の石炭積み出し駅として開業しました。
かつて石炭を摘んだ貨車でにぎわったでしょう、線路があったと思しき場所が駐車場に変わっているのが、またなんとも哀れさを感じる・・・

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駅舎、こちらも、まあなんとも・・・

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駅前には鉄骨をくんだモニュメント以外、何にもありません。
三井三池炭鉱万田坑を記念したものだそうです。

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駅前通りを少し歩いてみました。ますますなんにもなくなりました。

荒尾市には大規模なテーマパークのグリーンランドがありますが、最寄り駅は隣の大牟田駅とされています。

県境を挟んで一つの都市圏として、石炭産業で栄えてきた大牟田・荒尾ですが、大牟田駅前は商業施設やマンションがひしめき、車通りも多い都会の風景です。それと比べて・・・
この荒尾駅の構内・駅前、石炭産業衰退後の昭和時代を映した、ある意味貴重な光景です。

今も観光地としてにぎわう下関から、何にもない荒尾へ・・・なんともいえない落差を感じた日帰り旅でした。



リンク
古湯・熊の川温泉の話→私が作ったサイトです

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