カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

「関門連絡線」で本州から九州へ 12 - 鹿児島本線快速4237M 門司港~門司


関門汽船門司桟橋から門司港駅まで、歩いてすぐです。

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門司港駅
重要文化財の駅舎は現在大規模修理中で、カバーに覆われてみることができません。
カバーの周りは見学用のデッキが組まれています。

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デッキから見下ろした門司港駅の内部、
デッキの入り口には案内所があり、そこでタブレットを貸してくれました。このタブレットで内部の様子や、かつての門司港駅の姿などを見ることができます。

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こんなふーに、
門司港駅の修復工事前の姿です。
・・・ちゅーかこの写真、カメラ持ったぼく
のシルエットのほうが目立ってるよ

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門司港駅の仮入り口
その横の国道は、少し坂道になって盛り上がっています。この部分に昔、連絡線と鉄道を乗り継ぐ人たちが通った地下道があったそうです。

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この部分ですね、この真下にその地下道があったようです。

さてさて、そうこう道草しているうちに、次の電車まで時間が無くなってきた。
この後快速の荒尾行電車に乗る予定にしています。荒尾は門司港から乗り換えなしで行ける一番遠い駅です。
次の荒尾行は10時17分、そのあとは一時間後まで荒尾まで行く電車はないようなので急ぎます。

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改札口。急いで友人改札を青春18きっぷを見せて通り抜けます。

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門司港は九州の鉄道起点です。いろんなモニュメントが並んでいます。

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快速荒尾行、すでにホームに入っています。813系の6両編成です。
もう時間がない、とりあえず乗り込んで車内通路を前に向かいます。
櫛型ホームの終端駅で改札はホームの一番端だけなので、後ろのほうは混んでますが前に行くと空席がありました。

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先頭車車内。
813系電車はjr九州が811系に続いて製造した近郊型電車です。3扉転換クロスシートですが、長期間にわたり製造されており、その間モデルチェンジを繰り返しています。
前3両は後期に製造された車両で、座席はこげ茶と黒の市松模様、ドア付近の環状に配置されたつり革、巻き上げカーテンを無くしUVカットガラスとした窓に特徴が見られます。

しかしこのUVカットガラスの窓、好きじゃない。窓越しに見る景色に青黒くくすんだ色がついてしまいます。
周囲の乗客とカーテンを下ろす、上げるでトラブらないのはいいんだけどね(ぼくは日差しが強くても日よけはおろさず窓外の風景を楽しみたいので)

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電車は門司港の海岸沿いに走ります。

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歴史ありそうな倉庫を過ぎると

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小森江駅
昔はこの付近に小森江桟橋がありました。貨物専用の桟橋で、貨物列車ごと船に乗せることができました。

旅客は自分で乗り換えて下関から門司まで行きましたが、貨物は下関港から貨車を積み込んで航送し、小森江桟橋から九州入りしていたそうです。
もっとも今の小森江駅は民営化後にJR九州が設置したもので、かつての貨物駅とは関係ありません。

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そして関門トンネルの出口が見え、線路が合流すると門司に到着します。


リンク

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