カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

「関門連絡線」で本州から九州へ 3/ 赤間神宮中編/青春18平成29年夏紀行2日目

 
では、再び道路を渡って赤間神宮へ。
 
赤間神宮安徳天皇を祭神として祭ってあります。
安徳天皇高倉天皇の第一皇子で、母は平清盛の娘・徳子、平家に担ぎ出され1歳4か月で即位。当然お飾りの天皇で政権を握っていたのは清盛でした。しかし源氏に追われて下関に落ち延び、壇ノ浦の戦いで祖母に抱かれて海に飛び込み、6歳の生涯を終えた悲劇の天皇です。
 
イメージ 1
 
境内の案内図。まずはともあれ正面の階段を上ってみます。
 
イメージ 2
 
階段をのぼり、左に行くと安徳天皇陵のようです。
 
イメージ 3
 
 
水天門をくぐって拝殿へ向かいます。
 
イメージ 4
 
こちらが拝殿のようです。
 
昭和40年に再建されたもののようです。
 
作法通りのお参りをしてから、裏に回ります。耳なし芳一を祭ってある芳一堂と、平家の武将の墓があります。
木立に囲まれて薄暗く、琵琶の語り引きのBGMが流されていて、ちょっと不気味な感じがしました。
芳一は阿弥陀寺に住んでいた盲目の琵琶法師、平家の怨霊に取りつかれて耳を奪われた話はご存知の通りです。
芳一が住んでいた阿弥陀寺は明治の廃仏毀釈により神社に転換しました。今の赤間神宮です。
 
芳一堂と反対側に行くと
 
イメージ 5
 
関門橋の案内板がありました。昔はここから関門橋がよく見えたのでしょうが、今はマンションが立ち並び、その隙間から橋がのぞいているという感じです。
 
イメージ 6
 
その横には大連神社・紅石稲荷神社への案内板。ここまで来たから行って見ましょう。
 
 
 
 
リンク
 
にほんぶろぐ村 九州旅行←こちらも見てください