長崎本線の終着駅は長崎ですが、昭和5年、長崎港(ながさきみなと)まで延伸開業したそうです。上海航路の運航日に限り旅客列車が運行され、長崎から海岸沿いに1.1キロ、長崎港駅まで走り、隣接する出島岸壁から発着する航路に接続していたそうです。
しかし大東亜戦争の激化に伴い、航路の廃止とともに旅客列車は運行されなくなりました。戦後は貨物列車の運行のみ続いていましたが、昭和57年に廃止されたそうです。

本船遊歩道、という案内標識あり、そっちのほうに行って見ます。

その入り口、わきに案内板が立っています。


道はずっと長崎港の海岸に沿って伸びていきます。


気温35度を超える7月後半の炎天下、ひたすら歩きます。もう、汗が大量に噴き出してきております。


そして、正面は突き当りになるようです。そこまで行って見ると、川に突き当たりました。

対岸に見えるのは、古い橋台のようです。間違いなく、鉄道の廃線跡です。
昔は、ここを汽車に乗って、大陸に渡る人々が往来していたんだ・・・
昔は、ここを汽車に乗って、大陸に渡る人々が往来していたんだ・・・

海岸側、大通りの橋に迂回し対岸に向かいます。
その橋台の先にあったのは

ここに線路があったことを記念する、蒸気機関車の動輪をかたどったモニュメントでした。



線路(のモニュメント)は、レストランの壁の中に吸い込まれていきました。

大通りに戻り、先のほうへ歩きます。出島ワーフ、観光・商業施設のようです。今日は花火大会とかで露天が出ています。
このあたりに長崎港駅、そして上海航路が出港する港があったのでしょうか。
このあたりに長崎港駅、そして上海航路が出港する港があったのでしょうか。

海岸側に出てみました。
真夏の青空が広がってきました。
真夏の青空が広がってきました。
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