カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

青春18平成29年夏紀行 6 長崎本線3225D快速シーサイドライナー 諌早~長崎

 
さて諫早を過ぎ、次の喜々津で線路は二手に分かれます。諫早を過ぎて長崎までは平野がほとんどない山岳地形です。

諫早から見て右側が旧線、明治30年に開通したこの線路は地形に沿って、少しでも線路をひきやすい谷間を選びながら敷設されています。勾配・カーブが多く、今は解消されましたがかつてはスイッチバック駅も存在してました。

諫早からみて左側が昭和47年に造られた新線です。こちらは地形を全く無視しトンネルと高架で直線に貫いています。
快速シーサイドライナーは新線を一気に突っ走ります。

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旧線と別れた後、列車は高架線とトンネルで西に向かいます。

現川(うつつがわ・通過駅)を過ぎると、全長6173mの長崎トンネルに入ります。
単線の長崎トンネル内には列車行き違いのための信号場が設けてあり、ここで対行列車をやり過ごします。
実はトンネルに入る少し前から眠気がさし、うとうとしていました。そこに突然の轟音。どうやら信号場に運転停車しており、特急列車とすれ違ったようです。あっという間に対行列車は過ぎ去りました。

そして列車はおもむろに発車します。

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トンネルを出ると、すぐに浦上駅

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新幹線の建設工事は着々と進んでいるようです。

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そして長崎着。

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今乗ってきた国鉄急行色キハ66系。降りた乗客が改札に向かいます。
この写真を見ると、ホームの上屋根やベンチとよくマッチしていて、なんか昭和時代そのままですね。

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終着駅、長崎。この先線路はありません。

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7月終わり、一番夏の暑いさなかの長崎でした。じっとしていても汗が噴き出してきます。


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